Topic 44. 眼科医が教える目の紫外線対策
病気リスクのモト!しないとコワ~イ「目」の紫外線対策、3つのポイント
病気リスクのモト!「目」の紫外線対策、3つのポイント
そろそろ日射しが気になる季節。「目」の紫外線対策、できてますか?
お肌の対策はバッチリでも、目については「どうしたらいいのか分からないし……」と放置しがちですね。でも紫外線は、肌と同じく目にとっても悪影響。浴び続けると老眼や病気の原因にもなるんです。
目の紫外線ダメージをどう予防するべきか、今回はそのポイントを眼科医の先生に聞いてみましょう!
目の紫外線ダメージをどう予防するべきか、今回はそのポイントを眼科医の先生に聞いてみましょう!
「目の紫外線対策」できている人はたった1割
20代〜40代の女性500名へのアンケートによると、「紫外線が気になる」と答えた人は84%にものぼりました。ところが、目の紫外線対策について訊いてみると……?
【Q:紫外線対策をしている部位はどこですか?】
【Q:紫外線対策をしている部位はどこですか?】
・顔……98%
・体……55%
・目……13%
・髪……11%
・体……55%
・目……13%
・髪……11%
ご覧のとおり、目の紫外線対策ができている女性は1割程度にとどまりました。ほとんどの人が、目には何の対策もしていない模様です。そして対策をしないワケはというと、「何をすればよいか分からないから」という人が圧倒的に多かったのです。
確かに、目の対策ってどうしたらいいかよく分からないですよね。お肌と違って日焼け止めを塗るわけにもいかないし……困ってしまいます。
でも、ご安心ください! じつは「目の紫外線対策」って意外と簡単。しかもそんなにお金をかける必要もないのです。
確かに、目の対策ってどうしたらいいかよく分からないですよね。お肌と違って日焼け止めを塗るわけにもいかないし……困ってしまいます。
でも、ご安心ください! じつは「目の紫外線対策」って意外と簡単。しかもそんなにお金をかける必要もないのです。
眼科医が教える「目の紫外線対策」しっかりケアするポイント3つ
眼科医の杉本由佳先生によると、紫外線が目に与えるリスクは次のようなもの。
・ 白目が黄ばむ
・ 充血、ヒリつく痛みを引き起こす
・ 視界が歪んだり部分的に暗くなる「黄斑変性症」や、「白内障」などの病気を招く
・ 老眼を促進する
どれも怖いですね。
こうしたリスクを防ぐためには、日常から目に降り注ぐ紫外線を防ぐことが必須。目の紫外線対策のポイントは、以下の3つです。
・ 白目が黄ばむ
・ 充血、ヒリつく痛みを引き起こす
・ 視界が歪んだり部分的に暗くなる「黄斑変性症」や、「白内障」などの病気を招く
・ 老眼を促進する
どれも怖いですね。
こうしたリスクを防ぐためには、日常から目に降り注ぐ紫外線を防ぐことが必須。目の紫外線対策のポイントは、以下の3つです。
(1)朝と夕方に気をつける
紫外線を含む太陽の光は、昼間は頭の真上から降り注ぎますが、朝と夕方は斜めの角度から直接目に射し込んできます。多くの人にとって通勤時刻でもあるこの時間帯、とくに油断禁物です。
(2)必ず「UVカット」のサングラスを使う
目の紫外線対策には、サングラスを常用するのが一番効果的です。その際、サングラスは必ず「UVカット」加工のあるものを選びます。
注意したいのは、色の濃さはUVケア効果とは無関係だということ。UVカット加工のないサングラスで濃い色のものは、瞳孔が開くためかえって多くの紫外線を取り込んでしまうのだとか。
UVカット加工がされたもの、できればフレームが大きいサングラス(目の周りまでしっかりカバーできます)を選び、まめに着用して目を守りましょう。
(3)角膜ダメージをケアする目薬を使う
いくらサングラスをしていても、100%紫外線を防ぐことはできません。隙間から入り込むこともありますし、サングラスを外すことだってあります。そうして受けた紫外線ダメージを蓄積させないために、角膜を修復する機能のある目薬をサングラスと併用しましょう。
角膜ダメージは、放置すると目の病気や炎症悪化の原因となります。それを防ぐには、角膜の新陳代謝を促進してダメージ修復を促す「活性型ビタミンB2」、角膜にうるおいを与えて保護する「コンドロイチン」といった成分が含まれる目薬を選ぶのがおすすめだそうです。
また先生曰く、「日本人は、瞳の光彩の色が濃いため、欧米人と比べてまぶしさを感じにくい」のだそう。まぶしくなくても紫外線を浴びている可能性が大きいので注意が必要とのことです。曇りの日の紫外線、また屋内や車の中でも窓から射し込む紫外線にも注意しましょう!
紫外線を含む太陽の光は、昼間は頭の真上から降り注ぎますが、朝と夕方は斜めの角度から直接目に射し込んできます。多くの人にとって通勤時刻でもあるこの時間帯、とくに油断禁物です。
(2)必ず「UVカット」のサングラスを使う
目の紫外線対策には、サングラスを常用するのが一番効果的です。その際、サングラスは必ず「UVカット」加工のあるものを選びます。
注意したいのは、色の濃さはUVケア効果とは無関係だということ。UVカット加工のないサングラスで濃い色のものは、瞳孔が開くためかえって多くの紫外線を取り込んでしまうのだとか。
UVカット加工がされたもの、できればフレームが大きいサングラス(目の周りまでしっかりカバーできます)を選び、まめに着用して目を守りましょう。
(3)角膜ダメージをケアする目薬を使う
いくらサングラスをしていても、100%紫外線を防ぐことはできません。隙間から入り込むこともありますし、サングラスを外すことだってあります。そうして受けた紫外線ダメージを蓄積させないために、角膜を修復する機能のある目薬をサングラスと併用しましょう。
角膜ダメージは、放置すると目の病気や炎症悪化の原因となります。それを防ぐには、角膜の新陳代謝を促進してダメージ修復を促す「活性型ビタミンB2」、角膜にうるおいを与えて保護する「コンドロイチン」といった成分が含まれる目薬を選ぶのがおすすめだそうです。
また先生曰く、「日本人は、瞳の光彩の色が濃いため、欧米人と比べてまぶしさを感じにくい」のだそう。まぶしくなくても紫外線を浴びている可能性が大きいので注意が必要とのことです。曇りの日の紫外線、また屋内や車の中でも窓から射し込む紫外線にも注意しましょう!
【まとめ】
サングラスでUVカット、目薬で角膜をケア。たったこれだけでできる「目の紫外線対策」。今年は目の健康にも気をつけて夏を過ごしたいですね。(豊島オリカ)
情報提供元:参天製薬株式会社
情報提供元:参天製薬株式会社