角膜曲率計測検査
角膜曲率計測検査(keratometry:英)
角膜の平均的な曲率半径は、強主経線と弱主経線を足して2で割った数値「7.85mm43.00D)であり正常範囲は
「7.50mm」(45.00D)~「8.23mm」(41.00D)となります。
角膜は、単純な球面ではなく角膜カーブがきついほど屈折力が強くなるため角膜中央部よりも周辺部が平坦(非球面形状)となっているため、これら角膜の曲線と曲面を精密に計測することで角膜の異常や疾患などの診断に用いられるのが角膜曲率計測検査となります。また、角膜性乱視の矯正やコンタクトレンズの規格「BC」(ベースカーブやS(サイズ)を選定するうえでも必須の検査となります。
以下、角膜不正乱・円錐角膜・角膜疾患・遺伝病・発育不全など幅広く検査に用いられます。
「7.50mm」(45.00D)~「8.23mm」(41.00D)となります。
角膜は、単純な球面ではなく角膜カーブがきついほど屈折力が強くなるため角膜中央部よりも周辺部が平坦(非球面形状)となっているため、これら角膜の曲線と曲面を精密に計測することで角膜の異常や疾患などの診断に用いられるのが角膜曲率計測検査となります。また、角膜性乱視の矯正やコンタクトレンズの規格「BC」(ベースカーブやS(サイズ)を選定するうえでも必須の検査となります。
以下、角膜不正乱・円錐角膜・角膜疾患・遺伝病・発育不全など幅広く検査に用いられます。
インフォキャッチャー
主に、角膜形状(トポ)と眼の屈折度(レフ)分布を測定する装置です。
広範囲な領域で測定されたインフォメーションをウェーブフロント解析することで、見えづらさの要因をキャッチできます。
また、“見え方シミュレーション”は、患者様へのインフォームドコンセントに有用です。
広範囲な領域で測定されたインフォメーションをウェーブフロント解析することで、見えづらさの要因をキャッチできます。
また、“見え方シミュレーション”は、患者様へのインフォームドコンセントに有用です。
Overview サマリー
被検眼の情報を、全眼/角膜/眼内の3つの部位に分け、それぞれに関する特徴的な情報をまとめて簡単に確認できるサマリーです。
*1 眼内の屈折度とは、角膜後面から網膜までの眼内部に存在する屈折度を指します。
* 2 各項目内のボタンを押すと詳細が表示されます
Wavefront
全眼/角膜/眼内それぞれの収差量の確認が可能
Cataract
白内障手術の術前情報として有用
Corneal Navigator
角膜の各症例に分類
Optical Quality
見え方を多角的にシミュレーション
経過観察、徹照像、その他カスタム表示も可能
Comparision
術前・術後の比較に有用
Retro Image
Retroilluminationイメージで水晶体の混濁状態の確認が可能
カスタム表示
ご要望に合わせ、自由に画面を組み合わせて表示可能(最大6画面)
参考例:高次収差のシミュレーション表示(上段:全眼、下段:角膜)
参考例:高次収差のシミュレーション表示(上段:全眼、下段:角膜)