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円錐角膜


円錐角膜(keratoconus) の語源は、哲学者プラトンやアリストテレス、アイスキュロスなどが用いたギリシャ語の言語で「角膜」を意味する「kerato 」と「円錐」を意味する「konos」 の二つの言葉に由来します。「円錐角膜」は大抵の場合角膜の中央部分の厚みが薄くなり、角膜が前方へ円錐状に突き出す病気で発症率は、男性1/8000人、女性1/2万2000人と男性に多く、両眼性に起こり右眼と左眼では症状に左右差があります。なぜ円錐角膜が起こるかという理由についてはまだ解明されていませんが、思春期に発症することが多く、眼鏡をかけても視力の回復が困難であるため詳しく検査した結果発覚する目の病気です。円錐角膜は、中期までの段階であればハードコンタクトレンズによる治療が可能ですが、円錐角膜が進行し合併症を起こしている場合には、角膜移植が必要となることもあります。