建築士　古屋博之

一級建築　松永和廣設計事務所
部長　古谷　博之

我社は、現在「カトリック清水教会」移設工事に携わって
います。聖堂は、1935年「ドラエ神父」(仏)によって建て
られました。ヨーロッパの「ゴシック様式」ながら、ここ
では船大工をはじめ日本の技術を生かした木造建築となっ
ています。
太平洋戦争では、神父は聖堂を救護所として多くの人命を
助けた歴史的建物でもあり解体作業は7月末で終了を予定
しています。
建築家として、このような解体移設工事に携われたことを
誇らしく感謝しています。

Bach フーガト短調

解体キングダムで放送されました

戦前の傑作木造教会を解体せよ。
初回放送日：2024年6月26日大戦の足音が忍び寄る
１９３５（昭和10）年に築かれた旧カトリック清水
教会和の要素が入った独特なゴシック様式で、奇跡
的に空襲を免れ、地元民に90年近く愛されてきた木
造の傑作ともいえる建築だ。
老朽化のため、建物を解体し移築・保存することに
なった。しかし、巨大なガラス窓や船大工が手掛け
たと伝わる流麗な曲線美の天井など、繊細なパーツ
の数々を傷つけずに解体しなければならない。
田中道子も驚きの技術とは？
NHKオンデマンドでご視聴できます。

建築士 古屋博之